入院20日間 その2

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病院での出来事 おしっことうんこ

 前の日記で書いたことの続きになる。初日は食べること、出すこと、痛み、で戦った。1日2日で収まる問題でも無い。

 尿道にカテーテルを入れる導尿は気持ち良いものではない。膀胱に入る前にたぶん筋肉で出入り口を閉めていると思うのだけど、その部分が管が通るときに気持ち悪くなる。さすがに3回目になると、この先どうするかも考える。毎日1回の導尿は心にも体にも良くない。若い看護師さんは表情変えずにやってくれるけど、こちらとしては恥ずかしくないとは嘘でも言えない。バルーンでの導尿に変えてもらおうと提案する前に、看護師さんから先に提案されて、同じ意見だったので同意した。

 カテーテルには太さがあり、太いの細いの看護師さんがサイズで思案してあった。そして、サイズ決定の後、最後になるだろう器具の装着に入った。しかし、前立腺のあたりで止まって入らないと言われる。看護師さんも変わってもうまくいかない...。気持ちもだんだん下がるし、年齢以上に前立腺が肥大してると言われそれでも落ち込む...。1時間後、泌尿器科の専門医がわざわざ来てくださって、バルーンを入れることや、尿意便意について色々答えてくださった。腰を骨折している関係で、尿意便意が無くなることがあるが、カテーテルが通るときに違和感があることは神経が正常な証拠...。話しているうちに不安が少なくなってきた。そしてバルーンがあっと間に装着できた。一気に尿が袋に貯まりだして、お腹の張りが和らいだ。「ああ~...、また生き延びた...」

 さて、おしっこはこれで解決だけど、うんこがまだ解決していない。肛門に太いパイプと入れるなんて聞いたことない。なのでベットにくくりつけられた体のまま、ベットでやるしかないのである。入院してすぐに大人用のおむつに変えてもらっているので、何も案ずることはない。元気なときには朝必ずトイレに行っていた。運動もしていたし食事の量も病院の食事の2倍は食べていた。だから、3~4日出なくても問題は無いだろう。両腕は自由に動くから、スマホで色々ググってみた。<入院・サービス><腰 骨折 尿意 便意><ベット 排便 方法><給料 病欠>気の向くまま調べた。結局排便に関しては良い答えが無かった。まずは腰を骨折しているので、体を起こすことすら痛みが走って難しい。その日の時点でまだお腹が張っていない事。もう1日2日待ってみることにした。不安になって看護師さんに「どうしたらベットに寝ながら排便出来ますか?」って聞いてみたけど、まずかったかな...。

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この記事について

このページは、音楽工房『響』管理者 てんまるが2022年12月 8日 09:50に書いた記事です。

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