また入院してしまいました(2)

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  前回の続きなんですけど、検査室で視力から眼圧から眼底までありとあらゆる目の検査をしてもらいました。もう目の1/4は見えてないので「きちんとした結果が出るといいな。」ぐらいしか思える余裕がありませんでした。検査中にもう中心部分が見えてなかったの「失明するのかな...」と思ったり。

 検査後すぐに、主治医になる先生なのか、色々きっちり症状の説明を受けました。夕方ではあったものの、その日は私を含め3件の緊急手術が入っているらしく、オペの順番や手術をしてくださる先生を決めるとか色々あるようです。網膜剥離は手術をするのは白内障の手術もするようで、約2時間の手術になると言われました。もう腹を括るしかないと思い、失明しないのであれば先生の言うとおりにします状態でした。

 ひとまず入院する部屋に行き、誓約書を書き、一通りの手続きを終え、手術に備えることとなりました。病人パジャマに着替え、点滴装着完了、あとは、目薬を数回打たれて待機です。目の方も限界を超えています。1秒でも早く手術をして欲しいところです。手術は角膜を切ってレンズを取り、人造レンズをはめ込みます。その後、目にいろんなパイプを突っ込んで水を抜いたりレーザー当てたり、ガスを入れたり...。想像するだけでとても痛いです。

 手術室に呼ばれて、車椅子で運ばれました。名前をフルネームで聞かれ、手術部位を聞かれ、取り違いのないように何度も何度も確認が入ります。そして手術になり、顔に布がかけられ右目だけを出した状態で手術開始。全身麻酔だと思っていたら、局所麻酔でしっかり意識はありました。最初は光が眩しかったのですが、レンズを取り外されてからは何も見えず、不気味な機械の音だけが聞こえます。レーザーを照射するときも機会が英語で喋るし、目に何かを差し込まれている感覚がずっとありました。最初は肩に力が入っていましたが、徐々に力も抜けて、2時間弱の手術が終わりました。途中時間がすごく短く感じました。網膜はレーザーでくっつけたようです。レンズも無事入ったようです。角膜は糸で結んで目の中には変な違和感があります。もう2度とこんな思いはしたくありません。

 さて、これから本当に回復していくなかな...。不安がいっぱいです。

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この記事について

このページは、音楽工房『響』管理者 てんまるが2023年12月 5日 16:08に書いた記事です。

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