三味線...三線...蛇皮線...三絃...

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三線を何とする?

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 皆さんは三味線とい ったらどんな楽器を想像しますか? 今からがシーズンの津軽三味線? 猫の皮を張った日本人のたしなみの三味線?
 ここ何十年か、道を歩いているとピアノやギターやカラオケの音は聞こえるが、三味線や民謡を歌う音には出会ったことがない...。もう日本の文化は海外の文化と混じり合って新たなステージになっているのかもしれません。
 僕は数年前、僕の師であるKM氏から、自家製の三味線を勧められ、その魅力にはまっていまいました。ニシキヘビの本革を張って、材は黒檀ではなくさらに上を行くローズウッド。もし海外旅行に国外に出ようものなら、無許可の場合は没収されるかもしれない貴重な木を使って作られています。
 わずか3本の弦で音を出す楽器なのですが、作りがシンプルだからこそ奥が深い。楽器の構え方、バチの持ち方で音が全く変わって聞こえます。楽器を鳴らすことを大前提に考えると、脱力してないと、いい音は出すことができません。さらに音の出し方や弦を弾くタイミングなどが合わさると、私みたいな下手くそ演奏者は、聴く人に嫌なイメージを与える事になるのかもしれません。
 さて、沢山練習して美しい音楽を奏でよう。それが僕のライフワークだから。

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この記事について

このページは、音楽工房『響』管理者 てんまるが2022年12月 3日 01:24に書いた記事です。

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